紀久屋が選び抜いた
逸品振袖コレクション
この岡山・倉敷の地で、きもの専門店として歴史を紡ぐ紀久屋には、
秘蔵品ともいえる特別な振袖があります。
名工房の総絞りや辻が花、工芸品たる業と美を成す手描き友禅…、
最高級であることを裏打ちする、類まれな伝統技術と、創作性に富んだ意匠。
各産地の当代一流の作家や職人に依頼し、つくり上げた最高峰の逸品振袖です。
「人生の門出を、最高の振袖で祝ってあげたい――」。
その想いを叶える振袖が、ここにあります。
※商品の詳細については、店頭にてご相談いただくようお願いいたします。
手に取って、あらためて驚愕する精密な絞りの逸品。
一粒一粒を丹念に根気よく絞って
絵柄を創り出す手仕事の極地は、
時代を超えて永遠の美しさを主張します。
疋田しぼり
指先と絹糸のみで括る高度な技法です。
絞り目を45度に粒を揃え、一粒につき12個括ります。
総疋田着尺の場合、一反を絞り上げるのに一年以上はかかります
「絞り」の技術を駆使し、デザインから最終工程まで
一貫生産しており、より高品質で新しい商品開発を
実現しています。
近年では、今までにない絞り技術を研究し
「おぼろ染め襲ね絞り」を発表。
十日町フェスタでは最高賞（経済産業大臣賞）を6年連続
受賞しています。
きもの創作の伝統技術を守り活かす為に、他の生産地にはない
誇れる特徴として「絞り」「友禅」「織り」「染め」「縫い・箔」
までに至る全ての工程を一貫して自社工房で行っています。
その高い技術を活かしたもの作りで、全国屈指の染色工房として、
受け継ぐ「技」に新しい「感性」を加え、個性的な
オリジナリティ溢れる作品を創作しています。
吉澤の創業は明治30年9月、
明石縮を創業したのが始まりです。
織物の産地として千数百年の歴史をもつ十日町のなかで、
一貫して技術革新と商品開発、そして品質管理を
ものづくりの基本としながら今日に至ります。
現社長吉澤武彦は、平成29年、
十日町織物工業協同組合の理事長に就任し、
産地の復興のため尽力しています。
昭和50年代に「辻ヶ花」に出会い、
40年近くにわたり「辻ヶ花染」を創作し続けています。
デザイン、友禅、染め、手描き、絞り等の全工程は
すべて工房ないし産地内で行い、
辻ヶ花に魅せられた職人たちが
自らの技にこだわって一点一点想いをこめて制作しております。
