岡山の歴史と文化
紀久屋が本店を構える岡山県岡山市。
皆様とともに歩んできた歴史を大切に、 これからも地域に密着して着物のある暮らし、 そして成人式のお手伝いをいたしてまいります。
岡山市の歴史
大和地方と並ぶ古代吉備の文化発祥の地として栄えた岡山の地。全国4位の規模を誇る巨大な前方後円墳をはじめ、今も多くの史跡が残っています。
戦国時代から名将に。
北部は山と温泉、南部は穏やかな海に恵まれた自然豊かな美しいこの街は、平成21年4月には全国で18番目の政令指定都市に移行され、更に新たなステージへと進化し続けています。
桃太郎伝説
岡山には桃太郎伝説にまつわる遺跡や神社などが数多く残っています。
有名な吉備津彦神社もそのひとつ。御祭神の「大吉備津彦命(吉備津彦命)」は、鬼を退治し村に平和をもたらしたとされ、桃太郎のモデルになった神様として有名です。かわいい桃の形のおみくじや絵馬も必見です。
また、岡山市内には銅像や郵便ポストをはじめ、桃太郎をモチーフにしたさまざまなオブジェが。
お散歩しながら桃太郎を発見してみるのも良いかもしれませんね。
岡山城
戦国時代、豊臣秀吉の愛弟子 宇喜多秀家によって8年もの歳月をかけてて建造されました。
天守閣の壁に取り付けられた黒漆塗りの板がまるで烏(からす)の濡れ羽色のように見えることから「烏城(うじょう)」とも呼ばれています。
秀家は、岡山城を戦の施設としてだけでなく、商人や職人を集めて城下町の整備を行い、治世の府としました。
20年の空襲で焼失しましたが、昭和41年に再建されています。
岡山後楽園
日本三名園のひとつ、岡山後楽園。
池田家が城主になった後も岡山城周辺の整備は進み、1700年には藩主のやすらぎの場として広大な大名庭園である岡山後楽園が設けられました。
広い芝生地や池、築山、茶室は園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色を眺めることができるよう工夫された美しい回遊式庭園です。
全長約640mの「曲水」が園内を巡り、池や滝になって優れた水の景色を作り上げています。
RSKバラ園
大輪系・中輪系など450品種・15,000株のバラが咲く日本有数の規模を誇るバラ園です。バラの他にも藤棚、梅、桜、ツツジなどのエリアがあり、一年中楽しむことができる。レストラン・アスレチック・ドッグランなどもあります。
犬島
岡山市東部の沖約3kmに浮かぶ犬島では、銅の精錬所跡を再生した「犬島精錬所美術館」や、アーティスティックディレクター・長谷川祐子と、建築家・妹島和世による「家プロジェクト」などのアートを楽しむことができます。
島の豊かな自然を満喫しながらのキャンプや海水浴、シーカヤック体験などの楽しみも充実。
宿泊施設もあるので、のんびりと島時間を満喫することができます。
西部警察のロケが行われたことでも一躍有名になりました。
おかやま桃太郎まつり うらじゃ
岡山県に古くから伝わる鬼神「温羅(うら)」伝説を元にした夏祭り。顔に温羅をイメージした化粧を施した約120連5,000人以上の踊り子たちが市内各所で思い思いの踊りを披露する県下最大級規模である。
年々その規模を拡大し、市内・県内だけではなく県外からも毎年多くの踊り子が参加する祭りとして岡山のまちに定着している。
フルーツ
岡山は高級フルーツの名産地としても有名です。
清水白桃、マスカット、ピオーネは栽培面積、品質とも全国一を誇っており、海外でも岡山ブランドとして高く評価されています。
そのほかにも、おかやま夢白桃、オーロラブラック、シャインマスカットなどの生産振興にも取り組んでいます。