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成人式の振袖を購入するかどうかを迷ってる方に!@四万十店

あなたは振袖・着物に対してどんな印象をお持ちですか?

着物や振袖って、少し自分たちの普段の日常生活とは遠い存在のように思っている方が大半だと思います。
確かに、「着物=しきたり」や「着物=よそいき」「着物=昔のもの」など、少しとっつきにくいイメージや、特別な日に着る衣裳、敷居が高いという印象を抱かれている方は大変多いと思います。
小さい頃は、お宮参りや七五三、十三詣りなどで、いわゆる成人式にレンタルする振袖とは別に着物を着る機会は多かったものです。
しかし、年を重ねるにつれて、夏祭りや花火大会などで浴衣を着る機会はあっても、なかなか日常生活で着物や振袖を着る機会というのは、減ってきているのが今の日本の現状。
成人式で「久々に着物を着る!」「振袖を着るのは成人式がはじめて!」という方は非常に多いかと思います。
しかし、それでは本当にもったいないです!!
確かに着物・振袖は日本の民族衣装のため、結婚式などの正式な場で着るときのルールなどがあります。
けれど、本当に結婚式だけしか着る機会がないのか?と問われれば、実はそうではないのです。
着物の素敵な着方。
振袖を着るシーンについて、具体的な8つのメリットをご紹介しましょう。

着物・振袖の購入をおすすめする8つのメリット

・振袖は第一礼装になる
・振袖や着物を着ると姿勢がよくなる
・振袖を着るとしおらしく見える
・着物の柄で季節に敏感になる
・振袖を着るために色彩センスが磨かれる
・振袖は一生ものである
・振袖や着物を意識すると日本文化の通になる
・振袖や着物を通じ、自分の気持ちを伝えることができるようになる

振袖は第一礼装になる

たとえば、振袖を着るシーンとして、成人式以外で多く挙げられるのは「結婚式」です。
「友達の結婚式に招待されたけれど、なにを着ていこう」と悩んだとき、振袖をレンタルするのは、また一層の金額がかかりますが、購入していれば、それを着用すればいいだけ。
実質、費用がかかると言えば、着付けやヘアセットをどこか美容院などに頼む費用ぐらいです。
結婚式という華やかな場に、ゲストとして参加する。
「ドレスを着ようか、でも人と被るのも気を遣う。結局なにを着るのが正解なの?」
今は想像がつかなくとも、いずれ、そう悩まれるシーンがこの先、幾度となくやってくるでしょう。
成人式を機に振袖をレンタルしているか、購入しているかのメリットはここにあります。
購入していれば、自宅にあるものでいつでもタイミングを問わず着ることができますから、とっても便利。
それに振袖というのは、第一礼装となり、結婚式という場でも違和感がないどころか、素敵なお衣裳となります。

成人式に着た振袖じゃあ味気ない!という方も安心
振袖というのは、振袖の他に袋帯、帯締め、帯揚げ、重ね衿などのセットコーディネートで完成するものです。
であれば、アレンジの仕方はあなた次第。
帯締めを変えるだけでも全体の印象は変わり、袋帯を変えれば、それこそガラリと印象が変わります。
ドレスのように高価なアクセサリーを購入し、着飾る必要性もないので、そこもまた安心要素。
振袖一着持っているだけで、随分と過ごしやすくなるのです。

振袖や着物を着ると姿勢がよくなる

着物や振袖を着ると、普段猫背の人でも、姿勢がよくなると言われています。
着慣れないため、汚してはいけないと気を張って、緊張から姿勢がよくなるというわけではありません。
着物というもの自体が、姿勢を悪くさせない衣裳なのです。
というのも、成人式で着る振袖も着物も、背中を丸めると、帯で胸が圧迫されてつらくなるのです。
そのつらさを解消しようと思うと、あなたは椅子の背にもたれかかって座ろうとするでしょう。
けれど今度は、帯が潰れてしまうことを気にして、おのずと浅く腰かけることになります。
となると、ほら、自然と姿勢はよくなるのです。
振袖や着物を着ている方を、なにかの折に見たことはないでしょうか。
みなさんすらりとした様子で、とした立ち姿をされています。
それは姿勢がよくなる着物のおかげ。
姿勢がよくなれば、凛とした美しい女性として印象付けることもできます。

振袖を着るとしおらしく見える

「日本の女性の第一礼装をしている」、というだけでも、十分自分が誇らしく思えますが、振袖のいいところはそれだけではありません。
振袖をレンタルするにしても、購入するにしても、着用して歩くとなると、自然と歩幅は狭まります。
着物は大股で歩くには、技術的になかなか難しいもの。
無理に歩こうとすれば、裾がめくり上がったり、中の襦袢が見えてしまったり、腰ひもが緩み着崩れてしまうなど、いろいろなトラブルが起きるからです。
ですから、成人式に限らず、振袖を着るとなったときは、自然と小股になるのです。
また、振袖は歩き方をしおらしく見せるだけでなく、物を取り、物を運ぶ所作までしおらしく見せます。
袂(たもと)が長いからです。
袖丈が長いため、なにか物を拾うときには、汚れを気にして、必ず袂に手を添えるでしょう。
着崩れを気にして、汚れを気にして、振袖を着るときはなにかと気遣うものですが、それがかえって、あなたをしおらしく見せる。
なにかのお呼ばれの際に、振袖を着るというのは、周りから浮くというよりは羨望の眼差しすら集めるものです。

着物の柄で季節に敏感になる

季節に関係のない着物の柄というのはたくさんありますが、着物を着ようと思ったとき、目につくのはやはり柄です。
特に花文様などは、わかりやすく目につくでしょう。
紅葉と言えば秋。
夏の終わりに紅葉柄の着物を着ると、季節の先取りで、風情があるなあと見られるように、着物の柄を考えると、季節に敏感になります。
その中でも年中通して受け入れられる代表的な花文様の一つが、桜文様です。
桜といえば春のイメージですが、なかなかどうして、この花文様は春だけがふさわしい花ではありません。
日本を代表する花だからです。
それに桜がそこにあるだけで、とっても華やかに見えますよね。

振袖を購入するときのポイント
振袖を購入するなら、季節問わず着用できる柄の振袖がおすすめです。
もし、自宅に眠っている振袖があるなら、そこに描かれた柄を思い出してみましょう。
季節の花があったか、いつの時期なら着やすそうか。
着物というのは、季節と合わせると、一層風情のある衣裳となります。

振袖を着るために色彩センスが磨かれる

レンタルするにしても、購入するにしても、振袖という着物そのものは、多彩な色合いで仕上がっています。
けれど、全体のバランスを決めるのは、振袖一着だけではありません。
帯、帯締め、帯揚げ、重ね衿など、振袖のコーディネートを左右する要素はたくさんあります。
帯の色やデザインが変わるだけで、印象はガラリと変わりますし、同じ帯でも帯締めが変わると、派手な印象になったり、地味な印象になったり、様々です。
そして、その色の組み合わせやコーディネートが、振袖を着る際の楽しみの一つでもあります。
振袖は帯締めが複数あるだけで変わる
帯締めを複数用意しておくと、気分次第で、振袖コーディネートは十分楽しめます。
今日は若い世代に会うから、今日は年配の世代が多い場に行くから、とその場に集まる年代を思って明るめなコーディネートや大人しめなコーディネートを楽しむ。
それって振袖ならではな楽しみ方ではないでしょうか。

振袖は一生ものである

一生とは言わず、何世代にもわたって重宝されるもの。

それが振袖です。
おばあちゃんからお母さんへ、お母さんから娘へ
振袖も着物も、代々受け継がれていくもので、洋服のように流行り廃りがありません。
つまり、今振袖を買ったからといって、早々流行には左右されないのです。
十年後も着れるし、なんだったら三十年、四十年前の振袖もまだまだ現役で活躍できます。

振袖や着物を意識すると日本文化の通になる

振袖や着物を購入し、自宅にある状態になると、日々、意識することになります。
着物を着ている人を見ると、「あ」、と思うようになりますし、せっかく持っている振袖を着る機会がないか気にしはじめます。
着物を着はじめると、みなさん着物姿でなにかをしたくなり、茶道や日本舞踊、お花を習いはじめる方が多いです。
そのうちに組紐作りや草木染めなど、着物に関するものを自分で作ってみたり、お出かけ先も着物が似合う歌舞伎や能を見に行くようになったりします。
自分のものとして、振袖や着物を持っていると、こうして段々と日本文化に詳しくなっていくのです。

振袖や着物を通じ、自分の気持ちを伝えることができるようになる

「改めて、ご挨拶に伺います」という言葉がありますが、この改めて、とは、身なりを改めてという意味です。
格が上の着物や振袖に着替えただけで、正式な挨拶であると相手にも伝えることができるのです。
振袖や着物を通じ、自分の気持ちを伝えるというのは、そういった畏まったものばかりではなく、他にも自分のテンションの表現にも用いられます。
たとえば着物にはいろいろな柄がありますよね。
色合いも気分によって、今日はこの色の気分じゃない、という日があるでしょう。
柄や色を通じて、今、自分がどういう気持ちであるのか、を着物で表現することもできます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
着物とは本来「自由」で「普段着」で「斬新なもの」です。
それなのに、振袖となると、とてもかしこまった衣裳で、ここぞという日にしか着ることができないと思いがち。
ならば、ここぞという日をたくさん意識してみてはいかがでしょう。
成人式が終わった後、意外にも振袖を着る機会は多いものです。
今はまだ想像がついていないだけで、のちのち、ここで振袖があったらよかったのに、と思うこともあります。
もし、一生のうちに振袖を着る機会がなくても、次世代に継いでいくこともできます。
振袖は流行り廃りに左右されませんから、一着あるだけで、何世代にもわたって重宝されるものだからです。

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