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振袖の名脇役!帯締め・帯揚げ・重ね衿の選び方@四万十店

お店や展示会に来て振袖を選ぶとき、

振袖と帯が決まったら後は小物を合わせるだけと

 思われているかもしれませんが、

実は振袖と着て帯を締めただけでは

まだ完成度50%くらいなんです。

 

実際に着ていただくと実感されると思いますが、

振袖と帯は木でいうところの幹と枝です。

そして、帯締めと帯揚げと重ね衿は葉っぱ。

葉っぱが無い木はいくら立派でも少し寂しいですよね。

 

それほどまでに重要なのですが、意外とこの色合わせが難しい。

 

その合わせ方を今回はご紹介いたします。

 

昔はこの3点、色を合わせるのが一般的でした。


帯締めと帯揚げと重ね衿が同一配色の写真

もちろんこれが非常にハマる着こなしもあるのですが、

今は2対1の配色が良いと言われています。

帯締めは黒で、帯揚げと重ね衿は黄色

帯締めは黒、帯揚げと重ね衿が赤の振袖写真

 

 

帯締めと重ね衿は赤で、帯揚げは黄色
帯締めと重ね衿が赤、帯揚げが黄色の振袖写真

帯締めと重ね衿は紫色で、帯揚げを黄色
帯締めと重ね衿が紫、帯揚げが黄色の振袖写真

というように、2色対1色という取り合わせが

まとまりが良いとされているのです。

 

その色の取り方ですが、振袖や帯の柄の色から

持ってくると非常にまとまりが良く見えます。

 

 

帯締めは体の真ん中に来るので、意外と目を引きます。

 

帯締めを柄の色に合わせることで、その柄の色が目立ち、

その柄を引き立てることにもつながります。

帯締めの印象的な振袖写真 

帯揚げは、訪問着などを着る際はしっかり中に入れて

少し色がのぞく程度ですが、振袖の帯揚げは豪華さを

引き立てるために出して結ぶことも多く、色もカラフルで、

絞りでボリュームがあるものも多いので、存在感もあります。

 
帯揚げの印象的な振袖写真

振袖や帯の地色に合わせて帯と振袖を馴染ませるように

使うのも、挿し色として反対色を入れても可愛いです。

 

帯揚げの印象的な振袖写真 

そして、重ね衿は十二単のように何枚も

重ね着しているかのように見せるもので、

ほんの少ししか見えませんが、顔周りに

近いため、有ると無いとではまるで違います。

 

重ね衿の印象的な振袖写真

顔映りに大きく寄与するアイテムなので、

明るい色の振袖なら引き締める色を、

落ち着いた振袖なら明るい色というふうに

重ね衿を選んでも良いですね。

 

 

それぞれの与える印象で選び方をお伝えしましたが、

それぞれを全く違う色にしてしまうと全体として

なんとなくまとまりがなく見えたりすることもあります。

 

そこで、最初にお伝えしたように21の配色で

バランスを整えると綺麗にまとまってくれます。

 

もちろんこれが正解という着方はありませんし、

帯締めの終い方や帯揚げの飾り結び、重ね衿も

パールやレースがついていたり、色以外にも合わせる

要素はたくさんあります。

 

 

振袖は普段から着る方はほとんどいませんし、

分からない方や、自信が無い方も多いかと思いますが

どうぞご安心ください。

 

紀久屋のスタッフは何度も着装をしているプロですので、

お嬢様に似合う色をご提案させていただきます。

 
振袖を着装中の写真

お話ししながらお似合いになる組み合わせを

一緒にお探しいたしますので、合わせていく過程も

たくさんの種類の中から探せるのですごく楽しいですよ。

 

 

帯締め・帯揚げ・重ね衿はそれぞれ少ししか見えないものですが、

有ると無いとでは豪華さが全然違いますので、是非着装の際のご参考にどうぞ。

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紀久屋は創業43年のお振袖を扱う呉服専門店!

四万十店は地元に愛される呉服店として今年14周年を迎えます。

高知県中部・西部エリア、愛媛県中予・南予エリアまで多地域の方に向けて

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