ママ袖を考えている方の必要な確認作業～着物の状態編～@紀久屋岡山本店
お嬢様の成人式の振袖を考える上で、「娘には私（母親）が着た振袖を着せたい！！」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
最近は振袖を購入やレンタルされる方に加え、お母様の振袖を着る（ママ袖・ママ振・着回し・リメイク）の方も多くいらっしゃいます。
さて、ママ袖をお考えの方は成人式までにどのような準備をされているのでしょうか？
「私の振袖があるから準備は必要ないわ」
…というのは間違いです！！！
まず確認していただきたいのが、振袖が着ることのできる状態か確認することです。
お母様が成人式で着られた振袖ということは、しばらく箪笥にしまったままのことが多いかと思います。
成人式以外にも友達の結婚式などで何度かお召しになったとしても、おそらく10年近くは着られてないのではないでしょうか？
ずっと着ていないということは、着物の状態をしばらく確認されていないですよね。
もしかしたらシミになっている箇所があったり、長年の保管で金彩加工がはがれていたり、ほつれていたりなど、すぐに着ることができない状態になっていることもあるのです。
その時は専門店へお手入れに出していただかないといけませんが、洋服のクリーニングとは違ってお預かりの時間も長くいただくこととなりますので、着ようと思った直前にお手入れに出したのでは間に合わないこともあります。
また綺麗な状態で保管されていても、長年の保管で少し埃っぽくなっていることもあるかと思いますので、お嬢様がお召しになる前にお手入れ（クリーニング）に出しておかれることをお勧めいたします。
さて、お手入れについてです。
着物のお手入れは、丸洗いというものが基本になります。
丸洗いとは、着物を丸ごと洗うクリーニング方法で、ドライクリーニングとなります。
目に見えないほこりなどを洗い流すことができます。
特に気になる汚れがない場合は、振袖・長襦袢・帯を丸洗いに出していただけば、大丈夫かと思います。
もしシミになっている部分があった時は、シミ抜きなどの加工をして元の綺麗な着物の状態に近づけることができます。
「シミや汚れって自分で見てわかるものなの？」と不安に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そんな時はお気軽に紀久屋にご相談ください。
着物に関する専門のスタッフがいますので、お着物の状態を丁寧に点検させていただきます。
お嬢様がお母様の思い出の振袖をお召しになってくれるのは嬉しいですよね。
お母様が着ていた頃の振袖は上品で古典柄のものが多く、今流行りのものとは少し違った華やかさが素敵です。
また、お母様が二十歳の頃にお召しになった振袖をお嬢様をお嬢様にも着てもらえるというのは、何だか嬉しいですよね。
いざ着ようと思うときに、安心して着ることができるように今から点検とお手入れをしておきましょう。
+++——————————————-+++
紀久屋は創業44年の振袖を扱う呉服専門店！
岡山市・倉敷市・玉野市・赤磐市・和気町・備前市・瀬戸内市など多くの地域で
地元に愛される呉服店として最新のお振袖情報をお届けしております！
まずはお気軽にお問い合わせ、お立ち寄りくださいませ！！
+++——————————————-+++