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親子で意見が分かれた時の振袖選びのコツ

皆様、こんにちは! 紀久屋倉敷店でございます。

2025年9月、この夏も成人式に向けて、

多くの親子様が振袖選びにご来店くださっています。

お嬢様の一生に一度の大切な日を彩る振袖選びは、喜びとともに

「どんな振袖がいいかしら?」 というお悩みもつきものです。

 

特に、お嬢様と親御様の間で意見が分かれてしまうことも少なくありません。

 

「せっかくなら、娘が本当に気に入るものを」

「いやいや、親として安心できる、長く愛せるものを」

 

そう思われるのは当然のことですよね。

そこで今回は、親子それぞれの想いを大切にしながら、

最高の振袖に巡り合うためのコツを、長年の経験を持つ紀久屋のスタッフが

5つの視点からお伝えします。

 

 

結論から申し上げますと、、、

意見の食い違いは「プロの目」が解決に導きます。

ぜひ一度、当店にご来店いただき、お客様のお悩みをお聞かせください。

経験豊富なスタッフが、お客様一人ひとりに寄り添い、

最適なご提案をさせていただきます。

 

 

ご来店予約はコチラから

 

 

 

赤色の絞りの振袖を着た女性

 

 

1. なぜ? 親子で振袖選び、意見が分かれるのは「あるある」です。

 

振袖選びで親子様の意見が食い違うのは、

決して珍しいことではありません。むしろ「あるある」なんです。

なぜ意見が分かれやすいのでしょうか?

 

その背景には、それぞれの立場からの異なる「想い」「視点」があります。

 

 

親御様の視点:伝統と、未来への投資としての振袖

 

親御様にとって、振袖は単なる「衣装」ではありません。

それは、お子様の成長を祝い、社会に送り出す「ハレの日」の象徴であり

ご家族の歴史や伝統を受け継ぐ大切な「財産」でもあります。

 

 

 伝統と格式

 

親御様世代が育ってきた中で培われた「振袖の美意識」は、

古典柄や落ち着いた色合いに価値を見出す傾向があります。

流行り廃りのない、長く愛せる「格調高い」振袖を選びたい

という気持ちが強く、時にはお母様ご自身が着用した振袖を娘にも、

と考えることもあります。

 

 

 将来性

 

成人式だけでなく、卒業式、結婚式のお呼ばれ、

さらには将来ご自身の結婚式での着用など、

多岐にわたるシーンでの着用を想定します。

そのため、どんな場面でもTPOに合わせやすい

上品で飽きのこないデザインを重視される傾向にあります。

 

 

コストと品質

 

一生に一度の大きな買い物だからこそ、品質や手入れのしやすさ

そして価格とのバランスを重視します。

親として、娘に最高のものを着せてあげたいという気持ちと、

現実的な予算との間で最良の選択をしようとします。

 

 

 

お嬢様の視点:今この瞬間の「好き」と、自分らしさの表現

 

一方、振袖を着るのはお嬢様ご自身です。

彼女たちにとって振袖は、SNS世代特有の感性や、友人との繋がり

そして「自分らしさ」を表現する大切なファッションアイテムでもあります。

 

 

 トレンドと個性

 

最新の流行を取り入れたい、個性的なデザインで自分らしさを

表現したいという気持ちが強いです。

SNSで友人やインフルエンサーが着用している振袖に影響を受け、

大胆な色遣いや斬新な柄レトロモダンなデザインなどに

惹かれることが多いです。

 

 

 友人との一体感と差別化

 

友達と並んだ時に浮かないか、でも自分らしさも出したい、

という絶妙なバランスを求めます。

みんなと同じような振袖は避けたいけれど、かけ離れすぎるのも不安…

そんな繊細な乙女心があるのです。

 

 

 「今」の自分に似合うか

 

将来性よりも、今この瞬間の自分の気分やイメージに合うかを重視します。

普段の洋服を選ぶ感覚に近いかもしれません。

このように、親御様は「未来と伝統」

お嬢様は「今と個性」に重きを置くため、

意見が食い違うのはごく自然なことなのです。

大切なのは、互いの「想い」を知り、尊重することから始まります

 

 

 

緑色の振袖を着た女性

 

 

 

 

2. どうすれば? お嬢様の「好き」を最大限に引き出す方法

 

お嬢様が心から「これだ!」と思える振袖に出会うことは、

成人式を最高の思い出にする上で最も大切なことです。

親御様としては、ついつい「こっちの方が良いんじゃない?」

アドバイスしたくなるかもしれませんが、

まずは「お嬢様の好き」を尊重することから始めましょう

 

 

 

「まずはお嬢様が主役」というスタンスで

 

振袖を着るのはお嬢様ご自身です。

まずは、彼女がどんな色や柄、雰囲気に興味があるのか

じっくりと話を聞いてあげてください。

雑誌やSNSで気になっている振袖があれば、

一緒に見てみるのも良いでしょう。

 

 

 試着は「体験」として楽しむ

 

最初から「この振袖に決める!」と意気込むのではなく、

様々な振袖を試着するプロセスそのものを楽しむ姿勢が大切です。

色々な振袖を羽織ることで、新たな発見があるかもしれません。

 

 

「似合う」の幅を広げる

 

お嬢様自身が「私にはこれが似合う」と思っているものだけでなく、

あえて普段選ばないような色や柄系統の振袖も試着させてあげてください。

プロの目から見ると、意外な色や柄がそのお嬢様の個性

引き出すことも多々あります。

「これ、着てみたらどうかしら?」と提案しつつ、

最終的にはお嬢様の感想を優先しましょう。

 

 

 

 直感を信じる時間を与える

 

試着中に「これだ!」という直感が働くこともあります。

その直感を大切にできるよう、

じっくりと時間をかけて鏡の前で立ち姿や座り姿を確認させたり、

小物とのコーディネートを試したりする時間を与えてください。

 

 

 

「好き」の理由を一緒に探る

 

お嬢様が特定の振袖を「好き」だと感じるのには、

必ず理由があります。その理由を一緒に言語化してみましょう。

 

 

 「この赤がいいのね、どんなところが気に入ったの?」

 

 「このお花柄、素敵ね。どんなイメージになった?」

 

 「レトロな雰囲気が好きって言ってたけど、どういうところがレトロだと感じる?」

 

 

このように具体的な言葉で「好き」の理由を探ることで、

お嬢様自身の振袖に対するイメージが明確になります。

同時に、親御様もお嬢様の感性をより深く理解するきっかけになります。

 

 

赤い振袖を着た女性

 

 

 

 

3. どうすれば? お母様の「安心」と「納得」を得る方法

 

 

お嬢様の「好き」を尊重することも大切ですが、

親御様が納得し、安心して送り出せる振袖であることも非常に重要です。

特に品質や将来性、そして全体のコーディネートに関して、

親御様が抱く不安を解消し、「良いものを選べた」という満足感を

得ていただくことが、後悔のない振袖選びに繋がります。

 

 

長期的な視点での「価値」を共有する

 

 

お母様が古典柄や上質な生地感を重視されるのは、

流行に左右されずに長く愛用できる「価値」を知っているからです。

 

 

 

 「今」と「未来」のバランス

 

お嬢様が選んだ流行の振袖でも、帯締めや帯揚げ、重ね襟といった

「小物」で古典的な要素や上質な素材を取り入れることで、

全体の印象を上品に引き締めることができます。

 

また、逆に古典柄の振袖に、今っぽいヘアメイクや小物を合わせることで、

モダンな雰囲気を演出することも可能です。

 

 

 振袖の「格」とTPO

 

振袖には「格」があり、着用シーンに応じた選び方があります。

古典柄はどのようなフォーマルシーンでも着用できる安心感があります。

一方、モダンなデザインでも、生地や染めの質が良いものは「格」を保ちます

 

お店のスタッフから、それぞれの振袖が持つ「格」や、

着回しの可能性について説明を聞いてみましょう。

 

 

 親子で受け継ぐ「物語」

 

振袖は、代々受け継がれることもある衣装です。

もしお母様やお祖母様の振袖を検討している場合は、

それが持つ物語や思い出を共有することで、

お嬢様も振袖への愛着を深めることができます

 

新しく購入する場合でも、

「この振袖が、これからどんな物語を紡ぐだろう」という

視点で話すと、より大切にしようという気持ちが生まれます。

 

 

 

予算と品質の「納得ライン」を見つける

 

高額な買い物だからこそ、

親御様は品質価格のバランスにシビアな目を向けます。

 

 

 

 明確な予算設定と内訳の理解

 

事前に振袖本体、帯、小物一式、着付け・ヘアメイク、前撮りなど、

どこまでを予算に含めるかを明確にしましょう。

お店のスタッフは、その予算内で最大限に満足できるプランを提案してくれます。

 

 

 品質の見極め

 

生地の手触り染めの鮮やかさ柄の細かさなど、

プロの説明を聞きながら実際に見て触れてみてください

なぜこの振袖がこの価格なのか、その「価値」を理解することで、

親御様も納得感が得られます

 

 

古典柄の振袖を着た女性

 

 

 

 

4. 頼りになる! 意見の橋渡し役「お店」の役割とは?

 

 

親子で意見が分かれた時こそ、

私たち紀久屋のスタッフが最もお力になれる場面です。

私たちは単に振袖を販売するだけでなく、

お客様一人ひとりに最適な振袖選びをサポートする

「コンシェルジュ」のような存在でありたいと願っています。

 

 

 

専門知識で「似合う」を客観的に判断

 

ご自宅で見るのと、お店でプロが着付けた状態で見るのとでは、

振袖の印象は全く異なります。

 

 

 

 体型や肌色に合わせた提案

 

私たちは、お嬢様の身長体型肌の色顔立ち雰囲気などを

総合的に判断し、最もお似合いになる色柄やデザイン

客観的にアドバイスできます。

親御様が「これが似合うはず」と思っても、

実際に着てみると想像と違うことも。

その際、なぜそう見えるのか、

どの部分を調整すればより良く見えるのかを具体的にお伝えします。

 

 

 プロのコーディネート術

 

振袖は、帯や帯締め、帯揚げ、重ね襟、草履バッグ、半襟、伊達襟など、

様々な小物との組み合わせで無限の表情を見せます。

お嬢様が選んだ振袖に、親御様が好む古典的な小物を合わせたり、

あるいは親御様が推す振袖に、お嬢様好みのモダンな小物を合わせることで、

互いの要望を叶える「落としどころ」を見つけることができます。

私たちは、その最適なバランスを見つけるプロです。

 

 

 

選択肢の幅を広げ、新たな可能性を提案

 

お店には、雑誌やSNSだけでは出会えない多種多様な振袖が揃っています

 

 

 

 豊富なラインナップ

 

古典柄モダン柄レトロ柄シックなものから華やかなものまで、

幅広いデザインの振袖をご用意しています。

これにより、お嬢様と親御様、双方の好みに合う振袖を見つけやすくなります

 

 

 第三者の視点での提案

 

親子という関係性では伝えにくいことも、

私たち第三者であるスタッフが間に入ることで、

スムーズなコミュニケーションを促すことができます。

「お嬢様にはこんな柄もお似合いになりますよ」

「お母様のおっしゃる通り、この素材は長く使えますね」

といった具体的な声かけで、納得感を高めます。

 

 

青色の振袖を着た女性

 

 

 

 

 

5. 後悔しない! 振袖選びを最高の思い出にする秘訣は?

 

 

振袖選びは、単なる買い物ではなく、成人式という人生の節目に向けた

ご家族にとって大切な「イベント」です。

最高の思い出にするために、いくつかの秘訣があります。

 

 

時間と心に「ゆとり」を持つ

 

 

焦りは禁物です。納得のいく振袖選びには、十分な時間が必要です。

 

 

 

 早めの準備をスタート

 

成人式の約3年前から探し始めるのが理想的です。

特に人気のある柄やサイズは早く決まってしまう傾向にありますし、

前撮りや当日の支度の予約も早めに埋まります

余裕を持って行動することで、焦らずじっくりと選ぶことができます。

 

 

コミュニケーションを楽しみ、感謝を伝える

 

振袖選びは、親子の絆を深める絶好の機会です。

 

 

 

互いの意見を尊重し合う

 

親御様はお嬢様の意見を尊重し、

お嬢様は親御様の想いやアドバイスに耳を傾ける姿勢が大切です。

一方的に主張するのではなく、「どうしてそう思うの?」と問いかけ、

互いの考えを理解し合う努力をしましょう。

 

 

 「ありがとう」を言葉に

 

お嬢様が振袖を選んでもらえることへの感謝、

親御様はお嬢様が成長し、振袖を着る年齢になったことへの

喜びを言葉で伝え合いましょう

そうすることで、振袖選びの時間がより豊かなものになります。

 

 

 

プロの力を「頼る」勇気を持つ

 

私たち紀久屋のスタッフは、お客様の最高の笑顔のために全力を尽くします。

 

 

 

 遠慮なく相談する

気になること不安なこと些細なことでも構いません。

 

 

何でも遠慮なくスタッフにご相談ください

 

長年の経験と知識を活かし、お客様の疑問や悩みを解消できるよう努めます。

 

トータルコーディネートの提案を受ける振袖だけでなく、

前撮り撮影会から成人式当日のことまで含めたトータルでのご提案も可能です。

プロに任せることで、成人式当日に向けての準備がスムーズに進み、

より安心してハレの日を迎えることができます

 

 

 

白と緑色の振袖を着た女性

 

 

 

 

最高の振袖選びは「出会い」から! 今すぐ来店予約を

 

 

いかがでしたでしょうか? 親子で意見が分かれることは、

決してネガティブなことではありません

それは、お嬢様の成長と親御様の深い愛情があるからこそ生まれる「葛藤」です。

その葛藤を乗り越え、親子で納得のいく一枚に出会えた時、

振袖選びはかけがえのない最高の思い出となるでしょう。

 

 

そして、その「出会い」をサポートするのが、

私たち呉服店のスタッフです。

お客様の多様なニーズにお応えできるよう、豊富な品揃えと

お客様一人ひとりに寄り添ったきめ細やかなサービスをご提供しております

 

 

「親子で納得のいく振袖を見つけたい」

 

「意見が分かれてしまって、どうしたらいいか分からない」

 

 

そんなお悩みをお持ちの皆様、ぜひ一度、紀久屋倉敷店にご来店ください

経験豊富なスタッフが、お嬢様の輝く未来と親御様の温かい想いを繋ぐ

お手伝いをさせていただきます。

スムーズなご案内のためにも、ご来店前にウェブサイトまたはお電話にて、

ご予約いただくことをおすすめいたします。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

 

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