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振袖が高い理由@紀久屋倉敷店

こんにちは、紀久屋倉敷店です。

「振袖は高い」
このブログをご覧の方は、そう思われている方が多いのではないでしょうか?

確かに金額は安いとは言えません。
私たちが普段買っている洋服と比べると、ずっと高価ですよね。
また、振袖の中にも10万円の振袖があれば、100万円の振袖もあります

「あの店の振袖はどれも高いのに、この店の振袖は安い」
なんて経験をして、不思議に思われる方もいらっしゃることでしょう。

今回は、どんな振袖が高価なのか・何が価値を決めているのかをお伝え致します!

【素材】
まず1つ目の要素は、素材です。
最近の振袖には、洋服と同じように化学繊維(ポリエステルなど)で作られた物も存在しますが、ほとんどの振袖は絹(シルク)で作られています。
絹の価格は化学繊維より高価なので、絹で出来た振袖は高価になってしまうのです。

絹の生地化学繊維の生地

【縫い】
振袖は、ミシンで縫われたものよりも手縫いの方が高価です。
手縫いは人の手で行うので、まさに職人技と言えるような、機械には出来ない微妙な力加減が可能です。
生地を守る縫い方になっていますので、生地が裂けにくく、将来仕立て直しをすることも可能です。
ミシン縫いは上糸と下糸、2本の糸でガッチリと縫って行きます。機械なので短い時間で縫うことが出来ます。
縫い糸が強い分、生地にかかる負荷が増えて生地が裂けやすくなります。
生地にはしっかりと針の穴が残ってしまいますので、仕立て直しも難しいです。
職人の手間と時間をかける分、手縫いの方が高価になるのは納得できますよね。

手縫いミシン縫い

【柄】
振袖には、色とりどりの柄や模様が華やかに描かれています。
その柄や模様も、手作業で書かれたものもあれば、インクジェットプリントで印刷されたものもあります。
もちろんインクジェットプリントの方が、大量生産が可能で安価に作ることが可能です。
ですがインクジェットプリントの振袖はごく最近の技術なので、これから何十年先も同じ品質のままで振袖を保管できるかどうかは、まだ未知数です。
一方、手染め・手書き・手刺繍の柄の振袖は、何十年何百年と伝わっている技法で描かれています。
そのどれもが手作業になりますので、時間と手間は掛かります。
ですが、お嬢様だけの特別なお振袖になりますし、それだけの価値が確かに存在します。

手作業の柄プリントした柄

いかがでしたか?
どうして振袖の価格に差が出てくるのか、お分かり頂けましたか?
高価な振袖には、それに見合った価値が存在するのです。
もちろんそれぞれのご予算はあるかと思いますが、値段だけで振袖選びの幅を狭めてしまうのは勿体ないですよね。

様々な振袖を見て・触って、納得のいくお振袖選びをして頂きたいと思います。

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