飾り結びの基本＠四万十店
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紀久屋は創業43年のお振袖を扱う呉服専門店！
四万十店は地元に愛される呉服店として今年１４周年を迎えます。
高知県中部・西部エリア、愛媛県中予・南予エリアまで多地域の方に向けて
最新のお振袖情報をお届けしております！
お店は四万十市にありますが、各地でイベントを定期的に行っておりますので
まずはお気軽にお問い合わせください！！
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こんにちは 四万十店です。
先日、今までの前撮り撮影会を振り返っていました。
四万十店は年3回のペースで撮影会を実施していますが
どの撮影会でも、皆様振袖を着用する上でお嬢様それぞれが
こだわるポイントが違うなと写真を見て思いました。
持参した生花を付け足したりで、髪飾り・ヘアアップにこだわったお嬢様、
振袖のカラーに合わしたメイクにこだわったお嬢様、
帯締め、帯揚げの結び方にこだわったお嬢様
など、様々です。
どのお嬢様からもこの日の為にたくさん下調べして
準備してきたのだろうなと伝わってきます。
一生に一度の最初で最後の撮影会、
しかも思い出として写真に残るとなれば
気合も入りますし、あれもいいなこれもいいなと
いろいろ調べたりしている準備期間も
なんだかワクワクして楽しいですよね。
私も経験していますので、とてもよく分かります！！
そこで、本日は意外にみられている
『帯結び』についてお伝えします。
振袖姿で、自分ではあまり見えない部分ですが
こちら周りの方からはかなり見られている部分でもあります。
まず、振袖の帯結びは
お太鼓系・立て矢系・文庫系 の3つが基本の形です。
こちらの3つの形を基本に、着る人の
トータルビューティーのバランスを考えて
帯結びのフォルムや大きさを整えながら
お嬢様一人ひとりに合わせて着付け師は結んでいます。
タイプ別に紹介していきますね。
●お太鼓系結び●
ふっくらとしたお太鼓がポイントで帯結びの中でも最も基本的な結び方です。
なかでもこちらの 『ふくら雀』は縁起を重んじた格調高い帯結びです。
どんな背丈の方でも、体系に問わず合わせやすい
古典的なムードにぴったりです。
●立て矢系結び●
左肩から右下へ流れるフォルムが特徴です。
大胆な斜めのラインが若い女性の美しさを引き立てる
気品のある帯結びになります。
お太鼓結びに比べ、少し甘さを抑えた大人っぽいテイストですので
個性的な印象がお好きな方や、背の高い方におすすめです。
●文庫系結び●
左右にふんわり羽根が下がるのが特徴。
まるで蝶々が舞っているかのように若々しく、可愛らしい雰囲気です。
このように3つの形が基本となり、飾り結びが完成します。
一枚の布の多彩なひだの組み合わせに多彩になアレンジを加え
お嬢様にあった変わり結びに変身します。
華やかな振袖をを更に飾ってくれ、後ろ姿にもスマイルが溢れる
気品に満ちた美しさがあり華麗なオブジェにきっと感動することだと思います。
前撮り、成人式までに帯結びをいろいろ調べてみるのも
楽しいですよ。